【マッチングアプリ体験談】マサキ(32)飲食店経営者

びっくり マッチングアプリ【マサキ】

マサキがベッドに座ってくつろぎだしたところで
さっそく考えてきた質問をぶつけていきます!

私「ねぇねぇ、マサキさ~…私に何か、隠してることない?」

はい!
間違いなく「彼女にされると怖い質問」No.1ですよね!これ!!

マサキ「え…?」

ちょっと怪訝な表情のマサキ。

マサキ「なんで……?」

でた!
「なんで」!!

質問に答える前にこれ聞いてくるやつって
だいたいやましいことがあるんだよね。

何もないなら、スッと「ないよ」って答えればいい話だからね!!

私「あるの??」

「なんでか」なんて教えてやんね~よ!
質問に答えやがれ!

するとマサキは、少し考えた後――

マサキ「まぁ……あるっちゃ、ある」

!!!?

ふぉ!?

これはちょっと――
予想外!!

絶対に前の「ゴムが減ってる事件」の時みたいに
「隠し事なんてないよ!」って言い張るかと思ってたのに……

え、アプリ再登録したの、認めちゃう感じ?

私「あ、あるんだ?(動揺)それって、どういう……」

マサキ「……」

な、何よ!その沈黙?
もしかして、アプリのことじゃない?
じゃあ、いったい――

マサキ「別れようと、思ってること、かな」

!?!?!?

あああああ!
先越された!!!←

いや、私もさ?
別れようかなって、別れるんだろうなって、思ってたわけよ?
今日、マサキのスウェットだって突き返してやろうって、持ってきてるし――

なのに!!
何か先に言われたんだけど!!

あああ何か悔しい!!

っていうか!
私が言いたいのは、そんなことじゃないのよ!!

私「え、――そっち!?」

思わず口に出しちゃったよ!
その話は後でするとして。
その前にお前の!アプリ再登録問題だろ!!

マサキ「『そっち』って……?」

私「いや、まぁ『別れる』とかは考えてるのかな、とは思ってたよ……。けどそうじゃなくてさ、他に隠してることない?」

何としてもマサキの口から言わせたい私。

「別れる」こと自体はもちろん悲しくないわけじゃないけど
ここ半年くらいは、お互いの気持ちも完全に下がってたし
そこまでめちゃくちゃショックってわけでもないんだよね。

だけどさ。
何ていうかこのままじゃ終わらせられない!
私のモヤモヤが残ったままなのよ!!

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