【マッチングアプリ体験談】マサキ(3)飲食店経営者

浮かれる女性のイラスト マッチングアプリ【マサキ】

私「マサキさん、お仕事は何のお店をやってるの?」

マサキ「居酒屋だよ!あとたまにしか開けてないけど、カフェも」

私「2つもお店やってるの!?大変じゃない?」

マサキ「居酒屋の方は、オレもたまにいるけど、基本は人に任せてて。カフェは時間ある時に、趣味程度にやってる感じだよ」

人に任せてる…
オーナーさんってことか!

私「そうなんだ!すごいね…!」

マサキさんはもともと調理系の専門学校を出ていて、自分でお店をやるのが夢だったらしい。
5年前に夢かなって、居酒屋経営をスタート。
2年前から、店長さんにお店のことは任せて、カフェもオープンしたらしい。

マサキさんの仕事の話や、お互いに小説が好きなこともあって、好きな作家の話なんかで盛り上がって、あっという間に3時間ほどが経っていました。

私「マサキさん、そういえば時間は大丈夫?終電とか…」

なんせA県から来てくれてるからなぁ。
特急あるうちに帰った方がいいよね?

マサキ「あ~…うん、そろそろ帰らなきゃだね。めっちゃ名残惜しいけど…。また会ってくれる?」

…きゅんっ!
嬉しいこと言ってくれるじゃないの!!(*ノωノ)

私「もちろん!またご飯でも行こう~」

マサキ「本当に!?やった!約束ね」

えええ、何か可愛いな(´∀`*)

お会計はお手洗いに行っている間に済ませてくれていたので
(さすが飲食店経営者!スマート!)
お礼を言って、駅に向かって歩き出しました。

私「焼き鳥おいしかったね~!」

マサキ「おいしかったね(^^)次回は何食べに行こうか?」

私「マサキさん、何か食べたいものある?」

マサキ「あ…」

私「?」

マサキさんが突然、立ち止まった。
どうしたんだろう?

マサキ「名前さ…『さん』づけやめない?」

私「あ、そうだね!何て呼ぼう?マサキくん、とか?」

マサキ「呼び捨てでいいよ!」

私「じゃあ…マサキ!」

マサキ「何だよ、マイ!」

2人で顔を見合わせて『ふふっ』と笑いあう。

あ~…この感じ!
何かが始まりそうなこの感じ!
すごくいいですね!!←

恋愛初期特有の空気感っていうの?
お互いの好意が見え隠れするこの距離感が、またいいのよね。

その後、私が乗る電車の改札まで送ってくれて、そこでバイバイ。

解散後、マサキからはすぐにLINEがきました。

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