【マッチングアプリ体験談】マサキ(34)飲食店経営者

別れ マッチングアプリ【マサキ】

私「だよね。まぁ、もう私に気持ちあんまないんだろうなとは思ってたけどさ……」

マサキ「ごめん……」

私「で。さっきの話なんだけど。私もたぶん今日、別れ話になるかな~と思って…」

私はもってきた紙袋を取り出しました。

私「これ。返そうと思ってもってきたんだよね」

何か先に向こうから言われちゃったけどさ!
私だって別れ話しようと思ってたんだからね!?(←謎のマウント)

マサキ「?」

マサキは不思議そうな顔をして紙袋を受け取ったけど
中に入ってるスウェットを見て

マサキ「あ……」

全てを察したらしかった。

マサキ「べつに…よかったのに……」

ん?スウェットもってこなくてよかったってこと?
いやいやいやいや、私の家にこのままあっても困るし、捨てるのも何か人の心ないみたいで嫌じゃん?
「返す」が正解でしょ!

私「じゃあ……『別れる』ってことで……大丈夫、だよね?」

あ。「別れる」って言葉にしたら、なんかちょっと――
グッときてしまった。

何だかんだ、1年半付き合ってたんだもんなぁ……。

私はちょっとだけ出そうになった涙をこらえながら、マサキの方を見た。

マサキ「うん……」

私「うん。じゃあ……別れよう。今まで一緒にいてくれて、本当にありがとう」

マサキ「や、こっちこそ。ありがとう――」

別に、お互いに嫌いになったわけじゃない。
でも、このまま一緒にいるのは、お互いに何か違ったんだろうなぁ……。
特にこの年になると「結婚」とかも意識するわけで。
でも、二人で結婚して生活してる姿、ちょっと想像するの、難しかったもんな――
そういうことなんだろうな。

さて!
別れ話も終わったし。
「じゃあ」って言って、とっとと帰ればいい話なんだけど――

もうどうせ別れたんだから
この際、聞きたかったこと、全部聞いちゃおっと!

ってことで、尋問タイム、スタート!!(/・ω・)/

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