私「じゃあさ、もう別れたんだし、ウソはなしで答えてね?」
マサキ「え、うん。なに……?」
私「ペアーズはさ、いつから再登録してたの?」
マサキ「あ~~~いつからだったかな…」
濁すやんwww
だいぶ前からやってたな?
マサキ「けど最近だよ、1ヶ月もたってないと思う」
うそくせ―――。
私「ペアーズの画面見せてよ」
マサキ「え!?それは、ちょっと……」
私「いいじゃーん!もう別れるんだし。最後のお願いだと思って!ね?」
マサキ「ん~……」
私の引く気がなさそうな強引な態度に観念したのか
マサキがしぶしぶペアーズを開いてくれた。
私「見せて~!」
マサキのスマホをひったくる私。
もう彼氏彼女でも何でもないからね!
何と思われようとかまわないもんね!!
マサキ「あ!ちょ……」
焦っているマサキを横目に
慣れた手つきでメッセージ画面を開く私。
そして
すい~~~っ。
メッセージ一覧をさかのぼっていきますよ、と!
確かに、今のところはここ数週間のメッセージ履歴だけだな~。
―――お?
そして、見つけました。
半年前にマッチングした女性とやりとりしているメッセージ!
ふぅん。「ミナ」ちゃんっていう名前なのね。
マサキ「ちょ、もういいやろ!返して――」
何を必死になってるんだか!
やっぱり見られたくないものあったんじゃん!
私はマサキを無視して
「ミナちゃん」とのメッセージ画面を開きました。
マサキ『はじめまして!マサキって言います。よろしくお願いします!』
ミナ『ミナです!よろしくお願いします』
マサキ『ミナちゃんはどのあたりにお住まいですか?』
ミナ『私は〇〇市ですよ~!マサキさんは?』
マサキ『俺は××市です!けっこう近いね(^ ^)今日はお休みでしたか?』
――以上!
あ…途中でブチられてんじゃんwかわいそうwww
向こうからの返事が返ってこなくて、音信不通で終わったパターンね。
どんまい!!
私「半年前にもやってるじゃんw」
マサキ「…え~?いや、そうやったっけ…?」
すっとぼけてんじゃねぇよw
男性は課金しないとメッセージできないんだから
メッセージの履歴があるってことは
自ら望んで課金したんだろうがよ!

